ただいま店頭では
「花もだんごも♡」
というテーマで、エントランスをコーディネートしています。
今も昔も、きれいなお花とおだんごは
皆だいすきです。
昔の人は衣替えの様に、器も季節ごとに変えていました。
普段の暮らしの中にそこまでの余裕はなかなかありませんが、
花が咲き心踊る季節にはその気分を盛り上げる器を1枚だけでも手に入れて四季を楽しみたいものです。
かわいいモチーフの花瓶は
お花を生けても、飾っておくだけでも
春らしさがあります。
画像にある蓋付きの壺は、昭和初期に作られました。
釉下彩という珍しい作品で、
釉薬の下に直接顔料で文様を描き、
その上から透明の釉薬をかけ焼き上げた磁器です。
この技法の特徴は、色彩の発色が美しい上に、半永久的に消えません。
いつまでも 変わらず、可愛らしさを楽しめます。
橙の色布で仕立てた色紙掛の「桃」 の書から、花を想像するのも素敵ですね。
ピックアップアイテム
印判皿 大正時代頃
540円
現代にも通じるゆるさ加減の、春景色と人物の絵がなんともかわいい小皿です。
時代もの 七宝文小皿
1,080円
宝尽くし文様の七宝を大きく取りあげて意匠化した雅な小皿です。
色絵皿 大正時代頃
1,620円
可愛い色彩とはうらはらに、川蝉の動勢の描写が素晴らしい、オールドニッポン(=明治輸出陶磁器)の流れを汲む
小作品です。